【フッカに馬かせ!】
07/05/27(日)
【日本ダービー展望】
今年も日本ダービー(GT/東京/芝2.400m)の季節がやって来ました。わが師匠の井崎先生も「ダービーが終わったら年越しだ」とおっしゃっている通り、競馬関係者のみならずファンすべてが夢見る最高の栄誉なのです。さて今年は久々の牝馬参戦等々、話題性が非常に高いレースであります。その唯一参戦したBウオッカの取捨がポイントとなります。新聞各紙、報道では「やはり牡馬相手では厳しい」という声が半分程ありました。が、小生はあえてこの馬に夢を託します。まず桜花賞で対戦したダイワスカーレットを物差しに検証します。ウオッカとダイワの対戦成績は1勝1敗。その1勝は桜花賞前哨戦のチューリップ賞。叩き合いを制し、着差以上に強い勝ち方でした。桜花賞では、ダイワというよりアンカツさんの好騎乗にしてやられた感がありますので、まともに戦ったらダイワよりウオッカが上でしょう。そのダイワですが、今回ダービーに参戦している人気馬と2度対戦し、五分の戦いをしております。その牡馬がMのアドマイヤオーラです。アドマイヤは後に皐月賞トライアルの弥生賞を勝っており、皐月賞でも1番人気になりました。同世代で実績のある牡馬相手に互角に戦っているウオッカには、今回十分勝算はあります。史上3頭目の快挙を、本日見届けたいと思います。結論Bウオッカを軸に皐月賞上位3頭のPヴィクトリーKサンツェッペリンNフサイチホウオーと、穴でダービートライアル青葉賞で、不利が無ければ突き抜けていたであろうFフィニステールの4頭を絡めます。BFKNPの馬連BOXで勝負!
07/05/20(日)
【オークス展望】
天皇賞春、NHKマイルカップ、そしてビクトリアマイルと、荒れ放題荒れたレースが続いただけに、せめてオークスはダイワスカーレットから堅く攻めようかと‥。と思った矢先に、そのダイワスカーレットは感冒(いわゆる風邪)の為にオークスを回避!?ウオッカはダービー参戦を表明してるし、桜花賞1、2着馬が不在のオークスなんて、52年に現行のレース体系になって初めてだそうですぜ!そんな前代未聞の事態に、いちいち実績だデータだなんて予想が出来るかってんだ!こうなったら今回は、久々に直感と語呂合わせでいきまっせー!小生のいちおし馬は、2強が消えて繰り上がりで1番人気が予想されるFベッラレイア。トライアルのフローラステークスで見せた直線ゴボウ抜きの脚は、本当にしびれました。データ上ではオークスと相性が悪いフローラステークス勝馬ですが、直感でこの馬を推奨します。他では、同レース2着のDミンティエア。ダービー騎乗予定馬を降ろされた武豊が、鬱憤晴らしで勝ちにいくだろうQザレマ。そして穴馬として母父リアルシャダイでスタミナ血統のIトウカイオスカー、外枠のPザリーンまで。DFIPQの馬連BOXを薄めで勝負!

07/04/29(日)
【天皇賞・春展望】
年頭に小生は、ディープインパクト引退後に主役をはる馬は?という書き込みをした。その候補の1頭に3歳秋の菊花賞とジャパンカップで2着に突っ込んできたイマイチ君のドリームパスポートを挙げた。今年初戦の阪神大賞典は勝ち切れずの2着だった。それでも本番に何とか期待が持てる内容だった。が!いきなり本番前の骨折で長期の戦線離脱。勝ち運に見放された馬は、悲しい程とことん運が無い。復帰はおそらく秋頃であると思われるが、秋GTには海外組や3歳馬も参戦してくる。『鬼の居ぬ間に云々』という諺があるが、チャンスを逃したのは確かである。さて主役不在でますます混迷を深める天皇賞春は、@マツリダゴッホに注目したい。マツリダゴッホは今年初戦のAJCCを4角でまくり圧勝。しかし2戦目の日経賞では、直線先頭に立つもネヴァブションに差されての3着。これで今回人気を落としているが、AJCCまでのレースぶりを見る限りでは、まだまだ切り捨てられない。しかも鞍上は天皇盾通算2勝している典ちゃん。あのナリタブライアンとマヤノトップガンを豪快に差し切ったサクラローレルや、意表を付く大逃げで7馬身差の圧勝劇を演じたイングランディーレの鞍上である。天皇賞春の3.200mは、馬の力も然る事ながら騎手の技量も大きく影響する。平成の盾男・武豊騎手が香港遠征の為不在となった今回のレースでは、典ちゃんの本領発揮といったところである。結論@マツリダゴッホと、長丁場で穴を開けるAファストタテヤマ。そしてあのペリエも惚れ込んだ逸材Lダークメッセージ、日経賞圧勝で本格化したLネヴァブション。長距離GTを2勝している実力馬Mデルタブルース。以上5頭の馬連BOXを薄めで勝負。


07/04/15(日)
【皐月賞予想】
歴史は繰り返す、とはよく言ったものだ。前項で皐月賞ではフサイチホウオーを斬り捨てる、と記したが、これが正に現実味を帯びてきた。1枠1番。これはフサイチホウオーの父ジャングルポケットの皐月賞時と同じ。気性難のジャングルポケットは出遅れて足余しの3着だったが、父からその気性を受け継いだフサイチホウオーも、多頭数の小回り中山コースでは同じ結果になると思われる。本紙の皐月賞予想はこの中間好調のBマイネルシーガル、トライアルの弥生賞を好タイムで制したNアドマイヤオーラ、脚質に自在制が出てきたOフライングアップル、若葉Sで掛りながらも後続を振り切ったPウ゛ィクトリーの4頭を推奨したい。特にNアドマイヤオーラは、前日発売で単勝1番人気ではあるが、鞍上の武豊ジョッキーもその素質を大いに認めている。4戦3勝で唯一の敗戦が、昨年末の中京2歳ステークス。勝ち馬のダイワスカーレットとは展開のアヤで半馬身差、3着以下には5馬身と大きく引き離している。結論、NからBOPの馬連を厚めに、他BOPを薄めに買いたい。
07/04/12(木)
【桜花賞回顧&皐月展望】
いやいや惜しかったなぁ!先週久々のコラムで、桜花賞をウオッカ→ダイワスカーレット→カタマチボタンの3連単で予想したが、まさか結果ダイワスカーレット→ウオッカ→カタマチボタンとは‥。3連複なら的中だもんなぁ!やはり人間欲を出しすぎるのは良くないね。しかしアンカツさんは本当に乗れてます!チューリップ賞の教訓から、ウオッカの前々でレースを運ぶ戦略が見事に嵌りました。あれではいくらウオッカでも差し切るのは困難でしょう。しかもウオッカは直線で内にヨレてました。一瞬ダイワがぶつかった様にも見えましたが、明らかにウオッカからでした。疲れの影響でしょうか?いづれにせよ、オークスでのリベンジに期待したいと思います。しかし小生は久々の予想の方が調子が良さそうです。だから今週の牡馬クラシック第一弾皐月賞(GT/中山/芝2.000m)は期待しないで下さい。なんてったって1番人気が予想されるフサイチホウオーをバッサリと斬り捨てるつもりですから。本命党の方は参考までに読んで下さい。さて皐月賞ですが、桜花賞と違い人気上位馬が拮抗している難解なレースです。フサイチホウオーは4戦無敗で望みますが、臨戦過程と気性に?が付きます。共同通信杯からのローテーションは父ジャングルポケットと同じ。父は皐月賞を最内枠から致命的な出遅れで3着。そしてダービーで雪辱を果たしました。気性難と父トニービンのサイアーラインで、東京コースが正にベストコースでした。3歳秋に同じ東京コースのジャパンカップを制した事からも裏付けられます。その事は産駒のフサイチホウオーにも言えるでしょう。前走共同通信杯はクビ差で勝ったとは言え、最後の直線で見せたヨレ癖は中山コースでは割引きたいと思います。鞍上は前述の絶好調アンカツさんですが、小回りの中山で果たしてどんな手綱捌きを見せるんでしょうか?小生の中では、フサイチは東京コースで持ち味が発揮されると読みます。では気になる注目馬は、水曜日、木曜日の最終追い切りと、金曜日に発表される枠順を踏まえて、土曜日に結論を下したいと思います。ちなみに現時点で・アドマイヤオーラ・ウ"ィクトリー・ココナッツパンチ・ナムラマース・フライングアップル・マイネルシーガルの6頭を挙げておきます。
Back